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プロフィール
打楽器奏者。現代音楽を中心に、ミュージカル、オーケストラやオペラ、バレエなどさまざまな分野でフリーランサーとして演奏活動をしている。最近の活動としては、ブロードウェイミュージカルDays of Wine and Roses、ブロードウェイシンフォニエッタによるfilm concertシリーズ、現代室内楽カルテットCaught In A Snareのメンバーとしての演奏活動、Rhymes With Operaによる”Red Giants”や”Rumpelstiltskin”のレコーディングや公演、ニューヨーク近代美術館MoMAにおける"Let's Enact Silence: John Cage in Context"での演奏などがあげられる。これらの活動は今までにニューヨークタイムズやオブザーバーなどのレビューを受けている。また打楽器アンサンブルBeyond Border Percussionのメンバーとして、2014年にオランダのアイントホーフェンでデビューコンサートを行う。このアンサンブルは6カ国それぞれ別の国に住む打楽器奏者で結成され、国際的な活動を展開している。東京では近年、ミュージトラベルのメンバーとして公演に参加している。
音楽教育にも積極的に関わり、ピアノ、パーカッションの個人レッスン、アンサンブル、オーケストラの演奏指導、また大人のためのワークッショップも数多く行っている。また子どもたちのために作・編曲も行い、今までに「保育とカリキュラム」(ひかりのくに社)、「保育の友」(全国社会福祉協議会)、「PriPri」(世界文化社)等で作品を発表している。現在ピアノ講師としてはスタインウェイ&サンズとパートナーシップを組んでいる。
イギリス、マンチェスター生まれ。慶應義塾大学 文学部哲学科を卒業。在学中には宮日音楽コンクール打楽器部門において最優秀賞及びグランプリを受賞。その後、マネス音楽院より奨学金を得て渡米。修士課程在学中にはコンチェルトコンクールに優勝し、翌年ソリストとしてパーカッションコンチェルトをマネスオーケストラと共演。そして同音楽院ディプロマコースを修了時にはマネスオーケストラ最優秀賞を受賞する。ジョセフ・トンプキンス、マヤ・グンジ、グレン・ベレズ、杉山智恵子、百瀬和紀、西川圭子、各氏に師事。ニューヨーク在住。